高利回り商品が瞬く間に満員に
リスク資産への投資意欲が高まる局面が見られている。不動産クラウドファンディング大手のTECROWDが6月25日に募集を開始したモンゴルでの住宅開発ファンドは、その日のうちに募集金額の全額申込を受けて即座に募集を終了した。想定年利15.5%という高い利回りが見込まれるこのファンドは、タウンハウスを建築途中に取得し、竣工後に売却することで利益を目指すキャピタルゲイン型の商品。約7ヶ月の比較的短い運用期間にもかかわらず、投資家の需要は非常に強かったようだ。
一方、国内の貯蓄型投資商品でも人気が集中している。ネット金融事業を手がける企業のHyperLendingでは、事前登録キャンペーンの最上位枠(年率12%のブースト)が先着1,000名で埋まり、6月19日から次の段階である年率11%の枠へと移行した。キャンペーンは段階的に倍率を低下させる構造になっており、高利回りを求める投資家が素早く申し込む状況が続いている。
円相場は「介入警戒」の不安定性
こうした投資環境の動きと対照的に、為替市場は不安定さが目立っている。6月26日の東京外国為替市場で円相場は1ドル161円台後半で推移。前日比では円高ドル安がいくぶん進んだものの、市場参加者は政府・日銀による介入への警戒を強め、神経質な取り引きを続けている。高金利資産への投資機会が広がる一方で、為替市場の構造的な不安定性は投資家に慎重さを促している。
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