相次ぐ大型事業転換――自動車から鉄道、メディア業界が動く1週間

産業・企業

中国勢が狙う右ハンドル市場

欧州での規制が強化されるなか、中国の自動車メーカーが戦略転換を進めている。右ハンドル車を使う市場への進出を加速させており、香港を経由して英国、日本、インドといった地域を目指している。電動車競争の地図が大きく塗り替わろうとしており、これらの市場で競争圧力が高まる可能性は小さくない。

イギリス放送業界に再編の波

イギリスでメディア業界の大型M&Aが動いた。大手テレビ局スカイが民放大手ITVの放送・動画配信事業を買収することを発表し、買収額は最大約3500億円に上る。放送とデジタル配信の統合により競争力を強化する狙いで、地元では業界史上最大級の案件と評価されている。ストリーミング時代における生き残り戦略の現れといえるだろう。

リニア着工へ静岡県が同意方針

日本のインフラ事業も動き出す。静岡県の知事がリニア中央新幹線の県内着工を認める意向を表明し、JR東海との自然環境保全協定締結に向かう見通しだ。東京と名古屋を結ぶこの次世代高速鉄道は、地元合意が着工の大前提となっていたため、この署名により事業は大きく前進する。

まとめ

産業のリアルな競争地図が動いている。自動車から放送、インフラまで、事業戦略の転換と大型投資判断が相次ぐなか、市場秩序の再構築が加速している。


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